赤ブラ事件簿、あるいは俺の青春の墓標 ああ、またあの赤かよ。毎朝、鏡に向かって髭を剃るたび、俺の脳裏をチラつくのは、鮮やかな赤色の残像。いや、正確には残像じゃねえ。それは、過去の俺の、哀れな片思いの象徴だ。 あれは、10 […]