腋毛と廃屋の肖像 錆び付いた鉄扉を押し開けると、埃っぽい空気が肺を満たす。閉鎖されて久しい廃屋の中は、昼間だというのに薄暗く、湿った土の匂いが鼻をついた。50歳を過ぎた独身の俺は、こんな場所に一人で何をしているのだろうか […]